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京都の建築設計事務所 アールセッション

タキイ東京ビル耐震改修工事

外観昼景

  • 外観 昼景
  • 事務所入口
  • EVホール
  • 事務所入口
  • 社長室
  • レンタルスペース
  • ISGW
  • ルーフデッキ

1979年に竣工した築25年の賃貸ビルで、旧基準の耐震性で建てられた既存不適格建物の改修工事である。

テナント営業を続けたまま、耐震補強、設備や外装を一新するとともに、安全で快適なビルにリニューアルすることが望まれた。

耐震補強はISGWを用い、ブレースより上品で開放感のあるインテリア空間を実現し、余力を持った耐震性能を確保、外壁は既存タイルの剥落防止のため、アルミパネルのカバー工法を採用した。 オフィス側アプローチの再形成は、タキイ種苗という企業イメージやビルの品格を備えるための重要な要素で、エントランスは外部からエレベーターホールにかけて、ある規則性に沿った樹木のパターンで描いたガラススクリーンを設置し、ガラススクリーンの後ろに仕込んだ照明は時間により調光し、ホールの表情を豊かにしている。 オフィスフロアは、入退館の24時間対応、空調の個別化、天井高3.1mの確保し、各フロアは、最大5室に分割でき、柔軟に対応できる賃貸スペースとなっている。 もともとある資産を有効活用し、耐震補強・内外装改修・設備更新を施すことにより、不動産価値の向上を図っている。

 

敷地面積:1,250.15㎡

建築面積:1,125.30㎡

延床面積:7,079.48㎡

構造:鉄骨鉄筋コンクリート造 TIS&PARTNERS

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